「日本の政治の堕落だ」翁長知事 対決姿勢鮮明に[2015/05/20 11:49]

 沖縄県の翁長知事が東京の日本記者クラブで会見し、普天間基地の移設問題について「辺野古が唯一の解決策」とする政府側の姿勢を非難し、対決姿勢を鮮明にしました。

 沖縄県・翁長知事:「普天間基地が老朽化したから、世界一危険になったから、お前たちが負担しろ。辺野古が唯一の解決策だ、嫌なら代替案を出せ。こういう話をすること自体が日本の国の政治の堕落ではないか」
 翁長知事はまた、「辺野古ができない場合は、世界一危険な普天間基地を固定化できるのか」と述べ、政府の移設政策の進め方を強く非難しました。そのうえで、「国民の自由、平等、人権、民主主義を守れない国がどうして世界の国々と価値観を共有できるのか」と強調し、安倍政権の外交姿勢を批判しました。

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