“イルカの捕獲”断念に「うちはやめない」太地町長[2015/05/21 11:45]

 JAZA(日本動物園水族館協会)が追い込み漁で捕獲されたイルカの入手の断念を決めたことについて、和歌山県太地町の町長が「漁は合法的に行われている」と強く反論しました。

 和歌山県太地町・三軒町長:「合法に行われている漁業。うちの町の漁民が権利を得てやっている行いについて、町としては守っていく」
 イルカの追い込み漁を巡って、欧米を中心に残酷だという批判が高まったことから、JAZAが20日に国際組織の勧告を受け、太地町の漁で捕獲したイルカの入手をやめると表明しました。自民党の会合に出席した三軒町長は「太地町が屈服しないから、反捕鯨団体は今度は水族館をターゲットに巻き込んだ」と強く批判しました。自民党は、日本のイルカ漁の正当性などを訴える決議をまとめることにしています。

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