自民・二階氏が習主席と会談“関係改善に努力”[2015/05/24 00:18]

 中国を訪れている自民党の二階総務会長は習近平国家主席と会談し、日中関係の改善に向けて努力していくことを確認しました。

 習主席は、日本の訪問団3000人が一堂に会した夕食会で友好ムードをアピールしました。
 習近平国家主席:「中国は日中関係の発展を重視している。日中関係を絶えず推進させていきたい」
 「戦略的互恵関係を進めれば、日中関係は良い結果になる」と前向きな姿勢も示したということです。その一方で、歴史問題を巡り、「軍国主義の歴史を美化し、歪曲(わいきょく)するいかなる言動も許さない」と釘を刺すことも忘れませんでした。また、夕食会の場では、二階氏が安倍総理大臣から預かった親書を習主席に直接、手渡す場面も見られました。
 自民党・二階総務会長:「良い雰囲気ができたというふうに思う。この後、次、これから先は政府がやることだ」
 今回の会談を受け、戦後70年談話などの発表を控える安倍政権がどう中国と向き合っていくかが注目されます。

こちらも読まれています