進展がないまま…「拉致再調査約束」合意から1年[2015/05/29 15:54]

 進展がないまま1年を迎えました。

 菅官房長官:「すべての拉致被害者の帰国に向けて、対話と圧力、行動対行動。この原則を貫いて、解決するまで全力で尽くしている」
 北朝鮮が拉致被害者らの再調査を約束したストックホルム合意から29日で1年です。当初は、去年の夏の終わりから秋の初めに、調査について最初の報告があるとみられていましたが、拉致被害者の安否情報を重視する日本政府と北朝鮮側の溝が埋まらず、いまだ進展はありません。政府は水面下での交渉は続けているとして、今後も迅速かつ正直に調査結果を報告するよう求める方針です。
 横田早紀江さん(79):「38年間もダラダラと、お願いしてお願いしてお願いして、何べんもお願いして、そしてまだこんな状態で。結局は(北朝鮮に)ピシャッと言われたらもう終わりって、そういうことは絶対できないですよ。(日本の政治家に)どう責任取るんですかって、本当に言わなければならないと思います」

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