「日本版CCRC」構想 具体像など政府素案まとまる[2015/06/01 22:48]

 高齢者が元気なうちに地方に移住して、必要に応じて医療や介護を受けられる地域コミュニティー「日本版CCRC」構想で、政府はその具体像などの素案をまとめました。

 1日に有識者会議がまとめた素案では、日本版CCRCは、高齢者が健康な時から移住して地域活動に積極的に参加するとともに、地元の住民との交流を積極的に行う場所だとしています。そのうえで、具体像として、入居者は大都市の健康な高齢者の地方移住を基本とするほか、平均年収で300万円から400万円の一般的な高齢者世帯が入居できるようにするなどとしています。有識者会議では、CCRCの推進に積極的な自治体などの意見も踏まえ、夏には中間報告を取りまとめる予定です。

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