民主が維新に陳謝 競合選挙区の候補者調整せず公認[2015/06/03 18:46]

 民主党の枝野幹事長は、次の衆議院選挙に向けた第一次公認を発表したことについて、維新の党の柿沢幹事長に陳謝しました。

 民主党・枝野幹事長:「特に競合する選挙区の方などにはですね、大変、不快な思いをさせたのではないかということで、そのことをおわびを申し上げました」
 民主党は1日、次の衆議院選挙に向けて、落選した元議員ら53人の公認を決定しました。このなかには、維新の党の現職議員と選挙区が競合する候補者もいます。このため、維新の党は、民主党から事前の説明もなかったとして不快感を示していました。3日の幹事長会談で、枝野氏は柿沢氏に陳謝したうえで、「野党間の協力が選挙協力にまで進んでいく場合には柔軟に対応していきたい」という考えを伝えました。柿沢氏も「必要な事前連絡などは極力、行って、疑心暗鬼しないようにしていこう」と応じました。

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