年金情報「廃棄ルールが守れていない」と機構理事長[2015/06/09 16:36]

 日本年金機構で職員が作業を行うため、情報を管理する基幹システムからデータをコピーした記録媒体が規則に反して廃棄されていない可能性があることが分かりました。

 年金機構・水島理事長:「ルールを守ることができていない。例えば、廃棄について、廃棄というルールになっているにもかかわらず、廃棄ができていないものがあるかもしれないということでございます」
 日本年金機構では、職員が個人情報を扱う場合、基幹システムからデータをCD−ROMなど記録媒体にコピーして、ファイル共有サーバーに移して作業することが認められています。日本年金機構によりますと、規定では作業後にはその記録媒体を廃棄することになっています。機構は9日になって廃棄の徹底を指示しましたが、改めて情報管理のずさんさが明らかになっています。

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