空転国会“与党が陳謝” 総理出席の集中審議で合意[2015/06/15 10:31]

 派遣法改正案を巡って空転していた国会は、与野党が年金情報の流出問題などの質疑を改めて行うことなどを条件に国会運営を正常化させることで合意しました。

 国会では先週、派遣法改正案の審議で、与党側の国会運営が強引だとして民主党や共産党が委員会審議を拒否するなど混乱が続いていました。これを受けて15日午前、与野党の国対委員長が国会内で会談し、与党側が国会運営について陳謝しました。そのうえで、民主党などが委員会で改めて質問を行うほか、衆議院の予算委員会で安倍総理大臣が出席する集中審議を行うことで合意しました。この結果、15日から国会審議が再開されました。ただ、24日の会期末を控え、政府・与党は、少なくとも8月上旬までの会期延長を今週中にも判断する予定です。

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