合憲?違憲? 安保法制関連法案、きょうも議論白熱[2015/06/19 17:01]

 安保法制の関連法案は合憲か憲法違反か、19日も議論が白熱しました。

 民主党・辻元清美議員:「昭和47年(1972年)見解、砂川判決が軌を一にしている。そこから新3要件導き出した、これが合憲のラインであると。ですからこれが崩れれば、憲法違反になるということでいいですね。答えておいた方が良いですよ。堂々と、堂々と」
 菅官房長官:「堂々と崩れないと考えています。堂々と、このことを自信を持ってですね。枠内であるという形のなかで、(法案を)提出をさせて頂いているわけでありますから」
 また、中谷防衛大臣も、砂川事件の最高裁判決が集団的自衛権の行使が合憲である根拠になり得るという考えを示しました。さらに、これまで集団的自衛権の行使として、国連に報告された世界の14の事例について、岸田外務大臣は日本にあてはめると行使容認の条件となる「存立危機事態」にはあたらないとして、日本の基準は厳格だと強調しました。

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