「マタハラ根絶しなければ」国際会議で安倍総理[2015/06/30 02:20]

　安倍総理大臣は、働く女性の地位向上を目指す国際会議で講演し、妊娠や出産に絡む嫌がらせ「マタニティーハラスメント」の根絶に強い意欲を示しました。

　安倍総理大臣：「マタニティーハラスメントが後を絶たないことは大変残念です。こうした不利益な取り扱いは、女性が活躍するうえで、そして少子化を食い止めるためにも根絶していかなければなりません」
　安倍総理は「マタハラの実態を明らかにしたうえで、法的な措置を含め、企業の取り組み強化策を進めていくことを約束する」と強調しました。安倍総理はさらに、女性登用の数値目標を企業に義務付ける女性活躍推進法案について、「日本中の大企業が一斉に、女性活躍に向けて真剣な検討を始めることになる」と法案の成立に期待感を示しました。