独自 大西議員が再び「圧力」発言 2度目の処分[2015/06/30 23:05]

 自民党議員の「報道規制」発言で処分を受けた大西英男議員が再び、安保法制を批判するマスコミを「懲らしめなければいけないんじゃないか」と発言しました。自民党は大西議員に2度目の処分を伝えました。

 大西英男議員は29日、国会内で、安保法案を批判するマスコミに対して、「懲らしめなければいけないんじゃないか。マスコミのやりたい放題じゃないか」と述べました。そのうえで、「誤った報道をするマスコミに対して広告は自粛すべきだと個人的に思う」とも主張。厳重注意処分を受けた発言にも、「問題があったとは思えない」とも述べました。この発言に対し、自民党の二階総務会長が、「言いたい放題、言っておいたらいいというわけではない」と苦言を呈したほか、野党からも民主党の枝野幹事長が「同じ国会議員として大変恥ずかしい情けない事態だ」と批判の声を挙げていました。そのため、谷垣幹事長が30日、大西議員に改めて厳重注意処分を口頭で伝えたということです。

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