学者の“違憲発言”招いた 憲法審査会長が民主批判[2015/07/06 19:01]

 衆議院の保岡憲法審査会長は、6月の参考人質疑で憲法学者が安保法制を憲法違反だと指摘し、その後の法案審議に大きく影響したことについて「忸怩(じくじ)たる思いだ」と語りました。

 保岡衆院憲法審査会長:「安保法制の違憲・合憲の議論、憲法審査会として、こういう論議に踏み込まざるを得なかったということは、内心非常に忸怩たる思い」
 自民党出身の保岡氏は、発端は民主党議員による質問だったとして、「審査会の伝統をひっくり返し、個別法案の対立そのものを議論しようと踏み込んだ」と批判しました。また、「一日も早くもとの憲法審査会に戻したい」としたうえで、初めての憲法改正では、大災害時に国会議員の任期を延長するなどの緊急事態条項の整備の必要性を強調しました。

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