参議院の選挙制度改革について、自民党が「徳島と高知」「島根と鳥取」の4県をそれぞれ統合する「合区」を決めたことに対して、対象となる県選出の国会議員である大臣が相次いで反論しました。
鳥取県選出、石破地方創生担当大臣:「合区というものが唯一絶対の解答かといえば、それはそうではないかもしれない。いま、言われている当該県としては、なお納得をしてない」
高知県選出、中谷防衛大臣:「いかなる時であっても、各県1名を出すべきであると」
石破大臣ら4人の大臣を含む自民党の合区対象県の選出の国会議員は9日夜、会合を開き、鳥取、島根、高知、徳島の4県でまとまって、合区反対で行動することを確認しました。また、各大臣は、参院の選挙制度改革案は「政府提案にはならない」として、法案が出れば反対する可能性も示唆しました。
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