安全保障法案 谷垣幹事長「あすにも委員会採決を」[2015/07/14 05:50]

 集団的自衛権の行使を含む安全保障関連法案を巡り、与党側は15日にも衆議院の特別委員会で採決に踏み切る構えを強めています。

 自民党・谷垣幹事長:「そろそろ、締めくくり総括質疑という日程を考えていかなければならない。15日には、そういうことも考えなければならない」
 谷垣氏は、「もう論点は出尽くした」などとも述べたうえで、15日にも安保関連法案の委員会質疑を打ち切り、採決に踏み切りたいという考えを示しました。ただ、野党側は「水曜日に強行採決というにおいがぷんぷんしているのはおかしい」と反発していて、法案採決を巡る与野党の攻防は緊迫の度合いを深めています。こうしたなか、安倍総理大臣は、13日も自民党のインターネット番組で安保関連法案の必要性を訴えました。
 安倍総理大臣:「ちゃんと戸締まりをしている家には泥棒が入らないのと同じように、備えをしていることによって事前に戦争を防ぐことができる。それが抑止力なんですね」
 また、安倍総理は「徴兵制につながるのではないか」という指摘に、「徴兵制は明確に憲法違反。集団的自衛権とは全く関係ない」と強調しました。

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