新国立建設“白紙”表明受け 野党党首が批判[2015/07/19 01:32]

 安倍総理大臣が新国立競技場の建設を「白紙に戻す」と表明したことを受けて、野党の党首らは「もっと早く決断すべきだった」などと批判しました。

 民主党・岡田代表:「遅すぎたという一言でしょうね。今回の安全保障法制、その結果としての支持率の低下。そういうなかで行われたということですから、もっと早く決断すれば適切に対応できたと思う」
 仙台市で民主党の岡田代表は、安保法案が衆議院を通過したタイミングで安倍総理が新国立競技場の白紙撤回を表明したことに「支持率低下を防ぐためであることは間違いない」と批判しました。また、今後、国会で追及し、下村文部科学大臣の辞任を求めていく考えを示しました。
 共産党・志位委員長:「結局、戦争法案の問題で国民の批判が沸騰する、内閣支持率も下がるというなかで、追い詰められてこういうこと(白紙撤回)を提示したということで、この混乱の責任あります」
 志位委員長は、安倍総理の責任を厳しく追及する考えを示しました。

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