海の日に安倍総理 中国念頭に「国際法の順守」強調[2015/07/20 13:40]

 安倍総理大臣は政府主催の「海の日」のイベントであいさつし、海洋進出を強めている中国を念頭に国際法の順守の重要性を強調しました。

 安倍総理大臣:「強い者が弱い者を振り回す。そのようなことは自由な海においてはあってはなりません」
 安倍総理はこのように述べ、南シナ海や東シナ海で海洋進出の動きを活発化させている中国を牽制(けんせい)しました。そのうえで、「いかなる紛争も力の行使や威嚇ではなく、国際法に基づいて平和的に解決するべきだ」と法の支配の重要性を指摘しました。この後、安倍総理は東京海上保安部の巡視艇基地を訪れ、テロリストが乗った不審船を捕まえる洋上訓練を視察しました。そして、海上保安庁の職員らに対し、「安定した海洋の維持、発展のために主導的な役割を果たしてほしい」と激励しました。

こちらも読まれています