安倍総理「支持率のため政治やっているわけでない」[2015/07/21 16:15]

 安全保障関連法案を巡って安倍内閣の支持率が下落したことを受けて、安倍総理大臣は、民放テレビの番組収録で「支持率のために政治をやっているわけではない」と強調しました。

 安保関連法案の衆議院通過を受けて週末に行われた報道各社の世論調査では、安倍内閣の支持率が軒並み低下しています。こうした状況について、安倍総理は「大変、厳しく受け止めている」と述べました。そのうえで、「支持を削るのは覚悟のうえで、支持率のために政治をやっているわけではない。支持率を目的に政治を行ってはならない」と語りました。一方で、法案については「まだまだ誤解もあるので、解いていくよう一生懸命、努力したい」「もう少し分かりやすく説明する仕方も考えていかなければならない」と述べて、今後、参議院の審議を通じて国民の理解を得たい考えを強調しました。

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