“自民案に公明反対”の異例事態…「10増10減」案[2015/07/23 17:33]

 自民党の法案に公明党が反対するのは1999年の連立以来、初めてです。

 自民党と維新の党など野党4党は、隣り合う選挙区を統合する合区を2カ所で行うことを軸とする参議院選挙制度の改革法案を提出しました。「鳥取・島根」と「徳島・高知」の合区などを行って、一票の格差を現在の最大4.77倍から2.97倍に縮小させます。一方、10カ所で合区して格差を2倍以内に抑える法案を提出した公明党は、自民党などの案に反対する方針を確認しました。1999年に連立を組んで以来、初めてのことになります。2つの法案は、24日の参議院本会議で採決されますが、合わせて過半数を超える自民党などの法案が可決される見込みです。

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