総理「誤り直さねば」 慰安婦めぐる自民提言で[2015/07/29 05:50]

 慰安婦問題を巡って安倍総理大臣は「誤った点は直していかなければならない」と述べて、国際的に広がっている誤解を解いていきたいという考えを示しました。

 自民党・中曽根元外務大臣:「(クマラスワミ報告など)非常に、これは誤ったことが書いてあるというお話をしたものですから、(総理からは)そういうことは非常にひどいということで、しっかりと誤った点は直していかなければならないと」
 自民党がまとめた提言では、慰安婦問題について、諸外国で「性奴隷」といったセンセーショナルな表現を含む碑や像が設置されるなど、国益を損なうもので看過できないとしています。そのうえで、「事実誤認やいわれなき批判などに対し、客観的な事実に基づく反論を行い、誤りを正す」などとしています。具体的には、政府が率先して雑誌や新聞などに投稿し、適切な反論を発信するよう求めています。

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