NSA盗聴疑惑 菅長官、米に事実確認求める[2015/08/03 13:39]

 内部告発サイト「ウィキリークス」がアメリカ政府が日本の省庁などを盗聴していたと公表したことについて、菅官房長官はアメリカ政府に事実関係を確認していることを明らかにしました。

 菅官房長官:「仮に事実であれば、同盟国として極めて遺憾だというふうに思っております。我が国としては、引き続き事実関係の確認というものを強く求めていきたい」
 菅長官は、アメリカのクラッパー国家情報長官に事実関係の確認を求めていることを明らかにしました。ウィキリークスはアメリカのNSA(国家安全保障局)が日本政府や日銀、大手企業など35カ所に対し、電話の盗聴などを行っていたと公表しています。菅長官は、盗聴対策に万全を期しているので機密は全く漏洩(ろうえい)していないと強調しました。

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