NHK「STAP検証番組」BPO審理入り 申し立て受け[2015/08/19 22:38]

 BPO(放送倫理・番組向上機構)はSTAP細胞論文を巡るNHKの特集番組について、小保方晴子氏の申し立てを受け、審理入りすることを決めた。対象となったのは、去年7月に放送された「NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞不正の深層」。ネイチャー誌掲載のSTAP細胞論文について検証する内容だ。小保方氏は、「何らの客観的証拠もないままに、研究室のES細胞を盗み、それを混入させた細胞を用いて実験を行っていたと断定的なイメージのもと作られたもので、極めて大きな人権侵害があった」と訴えている。これに対し、NHKは書面で「ES細胞を盗み出したなどと一切断定していない」「申立人の人権を不当に侵害するようなものではない」などと反論している。

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