中谷大臣「存立危機事態認定は他国要請など必要」[2015/08/27 05:53]

 安保関連法案を巡る参議院の委員会審議で、中谷防衛大臣は、集団的自衛権が行使できる「存立危機事態」を認定するには他国の要請や同意が必要だという認識を示しました。

 中谷防衛大臣:「我が国が集団的自衛権を行使するに際して『存立危機事態』を認定するためには、武力攻撃を受けた国の要請、または同意が必要になるわけでございまして」
 集団的自衛権を行使できる存立危機事態の認定について、政府はこれまで「武力行使の新3要件」を満たすかどうかで判断すると説明していました。この新3要件には、攻撃を受けた他国の要請や同意は含まれていません。中谷大臣は、集団的自衛権の行使には国際法上、要請や同意が必要だと説明しました。

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