改正農協法が成立 JA全中の権限縮小が柱に[2015/08/28 13:53]

 安倍政権が成長戦略の柱に掲げている「農協改革」を進めるため、JA全中(全国農業協同組合中央会)の権限を縮小することを柱とした改正農協法が参議院本会議で成立しました。

 改正農協法では、地域の農協などに強い影響を及ぼしてきたJA全中が持つ地域農協への監査権限を廃止して、地域農協の経営の自主性を促すことが柱です。施行は来年4月からの予定です。政府は成長戦略の推進剤としたい考えです。また、日本年金機構の個人情報流出問題で審議が止まっていたマイナンバー法改正案は、修正案が与党などの賛成多数で可決され、来週の衆議院本会議で成立する予定です。

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