派遣受け入れ期間の上限撤廃 “改正派遣法”成立[2015/09/11 16:22]

 派遣期間の上限を事実上、撤廃する改正法が2度の廃案を経て、ようやく成立しました。

 11日に成立した改正労働者派遣法は、最長で3年間と定められている派遣受け入れ期間の上限の撤廃が柱で、人を代えれば派遣社員をずっと雇えるようになります。一方で、派遣元の会社には、3年経った派遣社員を正社員として採用するよう派遣先に依頼することや、採用されなかった場合に次の仕事を紹介することが義務付けられています。民主党などは「一生、派遣労働が続くことになる」などと反対しましたが、与党などの賛成多数で可決・成立しました。

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