特別委再開 鴻池委員長不信任動議、採決へ[2015/09/17 13:38]

 安保法案の採決を巡って、国会は緊迫した状態が続いています。再開された参議院の特別委員会で、鴻池委員長の不信任動議がまもなく採決されます。

 (政治部・中丸徹記者報告)
 17日午後1時から再開された委員会で現在、鴻池委員長に対する不信任動議の採決が行われています。冒頭、民主党の福山議員は不信任の理由を説明した後で、「政府が説明すればするほど国民の反対が広がる。安倍総理大臣は国民に理解してもらうことに失敗した」と述べました。現在も福山議員の説明が続いていて、10分から15分とみられた福山議員の説明はすでに40分が経とうとしています。この後も不信任に賛成する野党の討論が続き、トータルでどのくらい時間が掛かるのか見込めていません。やがて、動議は与党の多数で否決されて鴻池委員長は信任される見込みです。その後、与党としては質疑終局の動議を出して、安保関連法案の採決にまで持ち込んでいきたい考えです。民主党としては最後まで採決に抵抗した後、さらに、安倍総理や関連する中谷防衛大臣に対する問責決議案などを提出して、本会議での採決に向けてできるだけ引き延ばしていきたい考えです。

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