17日午後4時30分すぎ、安保関連法案が参院特別委で可決されました。
(竹内由恵アナウンサー報告)
安倍総理大臣と中谷防衛大臣が委員会室に入ったと同時に、鴻池委員長の不信任動議が否決されました。その直後に安保関連法案の委員会採決が行われました。採決の結果、与党の賛成多数で安保関連法案が可決されました。可決された瞬間、委員会は怒号と拍手が沸き起こっていました。委員長席の付近ではとっつかみ合いが始まり、ガラスの割れる音もしました。とにかく混乱状態でしたが、この後、野党側としては、安倍総理や中谷大臣や複数の問責決議案を提出する予定です。問責決議案の処理には1本あたり3時間程度掛かるため、参議院本会議での安保関連法案の採決の時間のめどというのはまだ立っていません。自民党としては、委員会での安保法案の強行採決に踏み切ったという印象を受けました。
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