「塩爺」塩川正十郎氏逝く 93歳 財務大臣など歴任[2015/09/20 05:51]

 小泉内閣で財務大臣を務めるなど自民党政権で要職を歴任し、「塩爺」の愛称で親しまれた塩川正十郎氏が19日午前、亡くなりました。93歳でした。

 死因は肺炎で、午前10時15分、大阪市内の病院で亡くなりました。1967年の総選挙で初当選した塩川氏は文部大臣や官房長官を歴任し、2001年に発足した小泉内閣では79歳で財務大臣に就任しました。小泉総理の「後見人」と呼ばれ、影響力を発揮したほか、塩爺の愛称で親しまれました。2003年に政界を引退した後は、東洋大学の総長を務める傍ら政治評論家としても活躍し、最近まで地元・大阪と東京を行き来する生活を送っていたということです。
 安倍総理大臣:「(塩川氏が)財務大臣時代、私は(小泉政権の)官房副長官でしたが、あれほど財政の重要性について分かりやすくお話をされた財務大臣はいなかったのではないかなと思います。心からご冥福をお祈りしたいと思います」

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