国連総会出席のためニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、一連の会合の合間に、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」を各国の首脳らにアピールしました。
(政治部・吉野真太郎記者報告)
会場内ではお寿司や日本酒が振る舞われています。安倍総理が法被(はっぴ)姿で各国の代表団に和食をPRしています。
安倍総理大臣:「きょうは日本の伝統の『法被』というものを着ております。きょうは、たくさんの皆様にお集まり頂きましたので、その気持ちを表している。法被を着てハッピー」
イベントの狙いは、和食の魅力を世界に発信し、日本文化の理解促進を図ることにあります。安倍総理は「寿司は職人が客と相対しながらおもてなしで提供するものであり、日本の技と心が結集している」と説明していました。また、レセプションに先立って行われた国連本部での会合の際に安倍総理は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と短時間の会談を行いました。29日はプーチン大統領との日ロ首脳会談も予定されるなど、国連の機会を利用した外交を展開しています。
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