安倍総理「結果重視で組閣」 丸川議員、有力視…[2015/10/06 11:51]

 安倍総理大臣は7日、内閣改造を行います。主要閣僚の多くを留任させるため、交代する閣僚は全体の半数ほどで最終的な人事構想を練っています。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 安倍総理は結果重視で組閣を行うと断言していて、派閥への配慮は行わない考えを強調しました。
 安倍総理大臣:「奇をてらうのではなくて、しっかりと結果を出していくことのできる、そうした内閣にしていきたい」
 これまで麻生副総理や菅官房長官ら10人前後の留任が固まっていて、残り枠は9人前後と狭き門となっています。さらに、5日に公明党の山口代表が太田国土交通大臣に代わって石井政調会長を後任に推しました。また、政府高官によりますと、自民党の丸川珠代参院議員の抜擢(ばってき)が有力視されています。一方で、入閣待望組を抱える派閥領袖(りょうしゅう)はやきもきしています。「若手よりも20年選手を起用してほしい」「ポストを取れなければ会長としての顔がない」といった声も聞かれます。つい先ほど、総理官邸には岸田外務大臣が入りました。派閥領袖としての最後のお願いとみられますが、安倍総理はギリギリまで考える構えです。

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