護衛艦「いずも」でシンポ 米「海自と連携強化」[2015/10/11 20:54]

 アメリカ海軍第7艦隊のアーコイン司令官は、成立した安保関連法に基づいて、海上自衛隊との連携をさらに強化していく考えを強調しました。

 シンポジウムは、全長248mと国内最大の護衛艦「いずも」の艦内で初めて行われました。このなかでアーコイン司令官は、先月に成立した安保関連法について「海上自衛隊が今後、何ができるかはこれからの議論だ」としたうえで、日本とアメリカの協力を一層、緊密にしていく考えを強調しました。
 米海軍第7艦隊・アーコイン司令官:「他国の船に補給するとか他国の基地に行くことができるということによって、この地域の安全保障に資することができる。非常に良いと思う」
 さらにアーコイン司令官は、南シナ海などで海洋進出を強める中国を念頭に「国際法の順守を促す」と語りました。そのうえで、シーレーン(海上交通路)の安定的な確保をアジア各国に求める考えを示しました。

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