国連担当官 自衛隊の「駆けつけ警護」に歓迎の意[2015/10/13 00:05]

 PKO(国連平和維持活動)の教官養成訓練のために派遣された国連の担当官は、自衛隊の「駆けつけ警護」について歓迎の意を表明しました。

 国連平和維持活動局・サミュエル・アサレ中佐:「文民保護は、PKOのなかで我々が最も憂慮している課題の一つ。国連は日本が文民保護に貢献できることを歓迎する」
 ガーナのアサレ中佐は自衛隊の「駆けつけ警護」について、「日本からの要請があれば、専門家を派遣することも検討する」と述べ、国連として協力する考えを示しました。PKOでの「駆けつけ警護」は、安保関連法の成立を受けて新たに加わった任務で、NGO(非政府組織)や国連職員らを守る際に武器の使用を認めています。防衛省は来年の任務追加に向け、武器使用基準の改定や自衛官の訓練などを本格的に進める方針です。

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