「辺野古承認取り消し」無効求め不服審査請求[2015/10/14 13:40]

 防衛省は14日午前、沖縄県の翁長知事が行った名護市辺野古の埋め立て承認取り消しに対し、無効を求める不服審査請求と一時停止の申し立てを行いました。

 沖縄防衛局の担当者が国土交通省を訪れ、承認取り消しの無効を求める不服審査請求と取り消しの効力を一時停止する申し立ての書類を提出しました。これを受けて、国交省は沖縄県に対し、審査請求に対する弁明書を来月16日までに提出するよう求めました。審査には1カ月以上かかる見通しです。また、防衛省は、取り消しの一時停止の申し立てが認められれば、早ければ今月末にも辺野古沖の本体工事着工を行いたい考えです。一方、沖縄県の翁長知事は、不服審査請求について「新基地建設ありきの政府の強硬姿勢を端的に示すもので、誠に残念だ」とコメントしました。

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