まもなく“本体工事”へ 辺野古埋め立て対立続く[2015/10/29 05:51]

 防衛省は、29日午前にも沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古の埋め立ての本体工事に着手する方針を固めました。

 辺野古の工事を巡っては、沖縄県の翁長知事が埋め立て承認を取り消したことに対し、石井国土交通大臣がその効力を停止するなど、政府と県の対立が深まっています。こうしたなか、防衛省は、天候が良ければ29日午前にも埋め立て本体工事に着手する方針を決めました。政府は、知事の代わりに埋め立てを承認する「代執行」の手続きも行い、工事を進めていく方針です。これに対して翁長知事は、「断じて容認できない」として、裁判での決着が付くまでは工事を行うべきではないという考えを示しました。

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