安倍総理、臨時国会見送り 通常国会を1月4日召集へ[2015/11/17 00:05]

 安倍総理大臣は訪問先のトルコで同行記者団と懇談し、臨時国会を見送り、通常国会を年明けの1月4日に召集する意向を表明しました。

 臨時国会の見送りによって、今年は通常国会だけしか開かれなかった年になります。これは戦後、初めてのことです。安倍総理は臨時国会について、「外交日程や来年度の税制改正や予算編成、さらに、補正予算の編成作業を合わせて考えれば、年内の国会召集は事実上、困難と判断せざるを得ない」と述べました。そのうえで「新年早々、大変、異例ではあるが、1月4日に通常国会を召集させて頂きたい」と述べました。また、一連の国際会議を終えて帰国する23日以降、景気対策やTPP(環太平洋経済連携協定)対策などを盛り込んだ補正予算の編成を指示する方針を示しました。安倍総理の長い外遊は折り返しです。17日、いったん帰国しますが、18日に再び日本を発ってAPEC(アジア太平洋経済協力会議)などに出席します。

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