日ヨルダン外相会談 「イスラム国」対策で一致[2015/12/17 01:31]

 岸田外務大臣はヨルダンのジュデ外相と会談し、過激派組織「イスラム国」や隣国シリアの難民対策で協力を確認しました。ヨルダンは後藤健二さんらの拘束事件で、日本と連携して救出活動に尽力しました。

 岸田外務大臣:「来年、我が国はG7の議長国を務めます。これまで以上に中東の諸問題に取り組む考えであり、その際にヨルダンとしっかり連携していきたいと考えています」
 会談で岸田大臣は、「イスラム国」対策や難民受け入れなど、中東でのヨルダンの役割りを評価しました。これに対し、副首相も務めるジュデ外相は、長年にわたる日本のヨルダンへの支援に感謝を述べました。ヨルダンは今年1月の後藤さんと湯川遥菜さんの拘束殺害事件の際、日本が現地対策本部を置いた国で、両外務大臣はイスラム過激派対策などで引き続き、協力していくことで一致しました。

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