自民党の男性議員が“育休宣言” 党内では賛否両論[2015/12/23 17:25]

 男性の国会議員がイクメン宣言をして波紋が広がっています。

 自民党・宮崎謙介衆院議員:「これからの日本を考えた時に、しっかりと育児をしながら、男性が、働く女性を支えていくということをサポートしていきたいと思いました」
 23日、同じ自民党の金子恵美議員と結婚式を挙げた宮崎議員は、来年、第1子が生まれたら育児休暇を取得する意向で、現在、国会にはない育休制度をつくるよう働き掛けていく考えです。
 自民党・野田前総務会長:「自覚のある国会議員が出てきてくれて素晴らしいと思いました。ただ、やっぱり上の人がブツブツ言っているというのを聞いているので、そのブツブツを乗り越えて(ほしい)」
 自民党・谷垣幹事長:「他の業務とやや違った我々の仕事の性格もございます。非常に緊迫した局面で、1票によって(法案の成否が)違ってくる時にどう扱うのかという問題もありますね」
 女性の活躍や少子化対策をうたう安倍政権ですが、男性議員の育児休暇は前例がないだけに、今後、議論を呼びそうです。

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