安倍総理、慰安婦問題を議論へ 年内の訪韓を指示[2015/12/24 23:05]

 安倍総理大臣は慰安婦問題の最終的な決着を目指すため、岸田外務大臣に年内に韓国を訪問するよう指示しました。

 安倍総理は24日夕方、岸田大臣と会談し、慰安婦問題について日韓両政府が今後、蒸し返さない形で決着させるため、年内に韓国を訪問するよう指示しました。岸田大臣は28日にもソウルを訪問し、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と会談することで調整しています。日韓関係を巡っては、朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損したとして、起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対して無罪が確定するなど、関係改善に向けた動きがみられていました。こうした状況を受けて日本政府としては、慰安婦問題は「法的に解決済み」という立場は変わりませんが、国交正常化50周年の節目である今年中に外相会談を行って進展を目指す考えです。

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