「改憲議論も現実的段階に」 総理、重ねて意欲強調[2016/01/21 13:40]

 安倍総理大臣は、参議院の決算委員会で「憲法改正の議論も現実的な段階に移った」と述べ、憲法改正の具体的な項目を巡る議論を深めたいという考えを示しました。

 安倍総理大臣:「いよいよ、どの条項について、これは改正すべきかという新たな段階に憲法改正議論も現実的な段階に移ってきたと思っている」
 そのうえで、安倍総理は「国会や国民的議論の深まりが必要だ。そのなかで、どこをどう変えるか、あるいは、変えていかない方がいいかという議論が深まっていく」と強調しました。憲法改正には、衆参両院それぞれで3分の2の賛成で発議し、国民投票で過半数の賛成が必要ですが、安倍総理は「国民の理解を得る努力が必要不可欠だ」と述べ、国会論戦などを通じて憲法改正の必要性を訴えていく考えを重ねて強調しました。

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