“ベビーカーマーク” 認知度上昇に課題[2016/01/29 02:14]

 ベビーカー使用者のマナー向上や周りの理解を進めるために作られた「ベビーカーマーク」の認知度が広がっていないことが内閣府の調査で明らかになりました。

 調査は、全国20歳以上の男女3000人を対象に行われました。「ベビーカーマークを見たことがあり、知っている」と答えた人は52.6%でしたが、「見たことがあり、内容まで知っている」と答えた人は24.9%にとどまりました。政府は2015年に策定した少子化社会対策大綱でベビーカーマークの認知度を2020年までに50%にするとしていて、目標達成には課題が残る形となりました。一方、電車やバスなどの車内で原則としてベビーカーを折り畳まず使用出来ることについて、「賛成」と答えた人は84.5%とベビーカー利用に対する理解が広がっています。

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