外国人増で「通訳案内」不足 規制緩和でガイド増へ[2016/02/11 00:05]

 日本を訪れる外国人の急増を受けて政府は、国家資格がなくても有料で観光ガイドができるよう、規制を大幅に緩和する方針を打ち出しました。

 「通訳案内士」の資格を持つ人は約1万9000人いますが、日本を訪れる外国人の急増に追い付かず、観光ガイドの不足が指摘されています。また、資格のないガイドが客を悪質な店に連れ込む見返りに手数料を得るなど問題も発生しています。規制改革会議では、国家資格がなければ有料で外国人向けガイドができない今の制度を疑問視する声が大半を占めました。資格がない人にも有料ガイドの仕事を開放する案などを検討していて、夏までに具体策を取りまとめる方針です。

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