日パレスチナ首脳会談　86億円の経済支援表明[2016/02/16 08:00]

　安倍総理大臣はパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、約86億円の経済支援を行うことを表明しました。

　安倍総理大臣：「財政支援のほか、食糧支援、医療保険分野への支援、難民支援など、パレスチナ市民の生活水準向上につながることを確信しています」
　会談で安倍総理は、中東の安定に積極的に関与する姿勢を示し、ガザ地区の復興などに約86億円の支援を表明しました。それを受けて、アッバス議長は「精神的・物質的な支援に感謝する」と述べました。また、安倍総理は、交渉が停滞しているパレスチナとイスラエルの和平実現に向け、引き続き協力する考えを伝えました。安倍総理は「中東和平問題の解決なくして中東地域の平和と安定はない」と述べ、中東和平を積極的に後押しする考えです。