5野党 安保法制廃止の法案提出 参院選へ調整加速[2016/02/19 11:50]

 民主、維新、共産など野党5党は19日午前、安全保障関連法の廃止法案を提出しました。党首会談では、夏の参院選での候補者一本化に向けた調整を加速させることで一致しました。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 水面下で進められていた野党の選挙協力は、大きく前進しました。
 民主党・岡田代表:「国会における対応や国政選挙など、あらゆる場面で5党のできる限りの協力を行う」
 共産党は、安保法制廃止や憲法改正を阻止するために「思い切った対応をする」として、参院選の1人区で候補者を下ろすことに踏み込みました。一方、民主党と維新の党との合流に向けた協議も続いています。合流の手続きを巡って協議は難航していましたが、民主党が党名を変更することも視野に新党を結成する方向で調整が進められています。安倍政権に対抗する受け皿を作ることを優先する方向にかじを切った形で、合流に向けた協議は来週、ヤマ場を迎えます。

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