共産党 「1人区」で擁立の候補を取り下げる決定[2016/02/23 00:05]

 夏の参議院選挙で共産党は、改選選挙区の「1人区」で擁立している公認候補29人のうち、その大半を取り下げる方針を決めました。

 共産党・志位委員長:「野党党首会談の合意を具体化するなかで、参議院1人区の予定候補者のかなりの方々は立候補を取り下げることになると思います」
 全国で32ある1人区のうち、共産党と民主党などの候補が競合する選挙区は21あります。このため共産党は、安保関連法の廃止を公約にすることや選挙協力の意思があることを条件に公認候補を取り下げる決定をしました。また、衆議院選挙でも、条件に応じて公認候補の擁立を見送る考えを明らかにしました。23日の野党5党による幹事長・書記局長会談で申し入れる方針です。ただ、政権交代をかけた衆議院選挙については、民主党が慎重姿勢を崩していません。

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