160人規模で与党に対抗…民主・維新“新党”合意へ[2016/02/23 11:49]

 合流に向けて一気に動き出しました。民主党と維新の党は新党結成を24日、正式に合意します。衆参合わせて160人規模で、与党に対抗する勢力の結集を目指します。

 (政治部・小池直子記者報告)
 合流に向けた協議は一時、難航していましたが、夏の参議院選挙とのダブル選挙もささやかれるなか、野党が結束していく姿をアピールします。
 維新の党・松野代表:「全く新しい党名の新しい形の新党を作ろうということで、皆さんにお諮りしたい。ようやく、これが成就するところに来たのではないかと思います」
 維新の党は23日午前から執行役員会を開いていて、解党したうえで、民主党と新党を結成することを決定します。これに先立ち、民主党は最高幹部会議を開き、新党名、ロゴ、また、綱領などを一新して新党を立ち上げる方針を確認しました。民主・維新両党は24日に党首会談を開き、正式合意したうえで新党協議会を立ち上げ、具体的な手続きに入ります。民主党に維新の党が吸収合併する形では、国会法の規定で維新の党の参議院5人が新党に加わることができません。そのため、今の民主党に1人の議員と地方組織だけを残し、そのほか全員が離党し、維新の党といったん新党を結成します。そのうえで、残った民主党と合流し、党名を変えて新党を立ち上げます。民主党幹部は「160人以上の新党を目指す」としていて、3月に結党大会を開き、イメージを刷新して世論の支持を得たい考えです。

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