海上自衛隊 P3Cの警戒監視訓練を初公開[2016/02/24 05:56]

 海上自衛隊は、哨戒機の「P3C」を使った警戒監視の訓練を初めて公開しました。

 P3C哨戒機は、他の国の艦船や航空機が日本の領域に入らないよう、情報収集や警戒監視を行うために全国に配置されています。北海道周辺の海域や日本海などで任務にあたる八戸基地には、約10機のP3Cが配備されています。海上自衛隊は今回、根室沖で外国の艦船を撮影し、監視する想定の訓練を初めて公開しました。北海道の宗谷海峡では、去年だけでもロシアの潜水艦や艦船が58隻、中国の艦船が5隻通過しています。防衛省は、P3Cを使った警戒監視活動を今後も強化していく方針です。

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