国勢調査 初の総人口減 東京圏集中ますます…[2016/02/26 10:33]

 総務省が発表した国勢調査によりますと、日本の総人口は1億2711万人で、5年前の調査から約95万人、減少しました。人口が減ったのは1920年の調査開始以来、初めてです。

 都道府県別に見ると、人口が最も多いのは東京都の1351万人で、次いで神奈川県、大阪府となっています。東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県の人口は3600万人余りで、全国の4分の1以上を占め、5年間で約51万人増えました。一方、人口が減ったのは秋田や福島、大阪など39の道府県で、東京圏の一極集中がますます強まった形です。これにより、衆議院小選挙区の「一票の格差」は最大で2.334倍となり、前回調査の1.998倍と比べて再び2倍を超えました。

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