サイバー攻撃への対応競技会 警察庁が2連覇[2016/03/19 11:04]

 今月18日が「サイバーの日」だったのにちなみ、中央省庁がサイバー攻撃への対応力を競う大会を開き、警察庁が2年連続で優勝しました。

 競技会には、13の中央省庁からネットワークを管理する職員が参加し、去年、日本年金機構で発生した情報流出事件をモデルケースに、ウイルスの侵入経路や感染した端末の把握など対応の迅速さを競いました。優勝したのは去年に続いて警察庁のチームで、菅官房長官は「5月に伊勢志摩サミットが開催され、サイバーテロへの十分な備えが必要だ」と訓示しました。2014年度の中央省庁に対するサイバー攻撃は約400万件に上り、政府は対策の強化を進めています。

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