総理が海保学校卒業式に初出席 士気高揚の狙いも[2016/03/19 17:47]

 中国の東シナ海などへの進出が活発化し、海上保安庁の任務が重要性を増しているとして、安倍総理大臣は現職総理として初めて海上保安学校の卒業式に出席しました。

 安倍総理大臣:「平和で豊かな海を守る海上保安庁の役割はこれからも変化し、重要性を一層増していくことでしょう。しかし、それは時代の要請であります」
 安倍総理はまた、尖閣諸島周辺海域などでの海上保安庁の活動について、「荒波も恐れず極度の緊張感に耐え、任務を立派に果たしている。日本国民の誇りだ」と強調しました。現職の総理大臣が海上保安学校の卒業式に出席するのは初めてのことで、警備の最前線に立つ海上保安官の士気を高める狙いがあります。

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