「復興に励ましを」岸田大臣、ローマ法王の訪日要請[2016/03/20 14:07]

 ヨーロッパを歴訪している岸田外務大臣は、イタリアに続いてバチカンを訪れ、フランシスコ法王の訪日を要請しました。

 岸田外務大臣:「本日は休日にもかかわらず、こうしてお会い頂いたことに感謝しております」
 岸田大臣は、カトリック教会の総本山のローマ法王庁で、外務大臣にあたるギャラガー外務長官と会談しました。このなかで、岸田大臣は「東日本大震災から5年を迎え、復興への励ましを頂くために日本に来てアジアや世界の平和を祈ってほしい」と述べ、フランシスコ法王の訪日を要請しました。これに対して、ギャラガー長官は「適切な機会に実現したい」と述べ、法王の訪日に向けて調整を進める考えを示しました。また、岸田大臣は、来月に広島で行われるG7外相会合について「核兵器のない世界の実現に向け、力強いメッセージを出したい」と強調しました。これに対して、ギャラガー長官も「軍縮・不拡散はバチカンにとっても関心事項だ」と応じ、緊密に連携することで一致しました。

こちらも読まれています