大島衆院議長「アダムズ方式導入すべき」各党幹部に[2016/03/23 11:57]

 衆議院の選挙制度改革を巡る調整が難航するなか、大島議長が各党の幹部に対し、「アダムズ方式」を導入すべきだという考えを示しました。

 大島議長は、「一票の格差」を是正するため、都道府県への議席配分に有識者会議が示したアダムズ方式を導入し、その配分は、10年ごとに行われる大規模な国勢調査の結果により、見直すことなどを提案しました。
 谷垣幹事長:「答申を尊重し、最高裁判所の要請に応えるのが基本であるという、議長として解決に向けての強い意志のご表明があった」
 ただ、2010年の国勢調査に基づいて直ちにアダムズ方式を導入するのか、2020年の調査から始めるのか、いまだに自民党と民主党などに意見の違いがあり、大島議長は、28日に各党を集めて詰めの調整を行うことにしています。

こちらも読まれています